ターフの外にもレースはある。競走馬オーナーと税理士の「確定申告記念」
今年もあとわずかとなりました。
毎年、年末が近づいてくると「一年あっという間だったなあ」という思いと、「もうすぐ確定申告が始まる・・・」というソワソワ感を覚えます。
きっと税務に携わる皆様は同様に感じておられるのではないでしょうか。
来年は午年ということで、今回は馬にまつわるお話、競走馬・馬主様の確定申告について触れていきます。
競走馬の馬主として確定申告に挑む――これはもう、小さなレースではありません。
賞金、出走手当、特別出走手当、売却益…と、収入だけでもまるで「どれだけ走ったの?」と突っ込みたくなるほど種類が豊富。
一方、経費も負けていません。調教師への預託料、装蹄費、馬の保険料、輸送費、さらには購入費の減価償却まで、こちらも豪華フルコース。
申告書を前にすると、思わず“どこがゴールなのか”迷子になりがちです。
さらに難易度を上げてくるのが、「事業所得になるのか、それとも雑所得なのか」という永遠のテーマ。馬を数頭持っているだけでは事業と認められず、「応援してるだけじゃダメなんだよ」と税務の世界は意外とシビアです。
「事業所得」として認められれば、給与所得など他の所得と相殺できるため、より大きな節税につながる可能性がありますが、雑所得扱いだと損益通算ができないため、思わず“それは勘弁してほしい…”と嘆く馬主さんも。
しかも競走馬関連の支出は額が大きいので、税務署のチェックも目利き。私的支出と経費の境目が曖昧だと、途端に黄色信号が灯ります。
領収書の管理や馬主会の収支報告書の保管は、まさにレース前の蹄鉄チェック並みに大事な儀式です。
とはいえ、競走馬の税務は一度仕組みを理解すれば、意外と“走り方のコツ”がつかめてくるもの。正しい知識と丁寧な記帳があれば、確定申告というレースも好位キープで乗り切れます。
当法人には、毎年ターフに挑む馬主のお客様が多数いらっしゃり、競走馬申告の実績も群を抜いています。確定申告の直線で失速しそうなときは、どうぞ私たちに手綱をお預けください。



